年末のハレの日!餅つきには何が必要?|レントオール宮崎

餅つきの様子のイラスト

餅つきとは、蒸したもち米を杵(きね)と臼(うす)を使ってつき、粘り気のある餅を作る日本の伝統的な行事や作業のことです。特に正月や祭り、祝い事の準備として行われることが多く、家族や地域の人々が集まり協力して行う楽しいイベントでもあります。

【1】餅つきの目的

1-1. 餅の製造 

  • 正月や祝いの席で食べる縁起物としての餅を作る。
  • 餅は「長寿」や「繁栄」の象徴とされ、神聖な食べ物と考えられてきました。

1-2.地域や家族の結びつきを深める 

  • 共同作業で楽しみながら作ることで、コミュニティの絆を強める役割があります。

1-3.伝統文化の継承 

  • 次世代に日本の文化や習慣を伝える機会としても大切にされています。

【2】餅つきに関する文化・歴史

2-1神事としての意味

  • 餅は神聖な食べ物とされ、特に正月には鏡餅として神棚に供えられます。

2-2昔の生活と餅つき

  • 昔は機械がなかったため、餅つきは家庭や村の共同作業でした。
  • 近年では家庭で行うことは減り、イベントとして地域で実施されることが多くなりました。

2-3現代の餅つき

  • 機械を使った「餅つき機」が普及していますが、伝統的な臼と杵を使う餅つきは、特別な行事を体験できるとして今も人気があります。

【3】餅つきに必要な備品

1. 臼(うす)

  • 餅をつくための大きな石製または木製の容器。
  • 石臼は耐久性があり重さで安定感があるためよく使われます。

2. 杵(きね)

  • 餅をつくための大きな木製の棒。
  • 頭が丸いものが一般的で、握りやすく滑りにくいものが好まれます。

3. 蒸籠(せいろ)

  • もち米を蒸すための道具。
  • 蒸し器や金属製のものも使われますが、木製の蒸籠は香りがよいのが特徴です。

4. 釜(かま)

  • 蒸籠を置いてもち米を蒸すための鍋。
  • 強い火力で均一に蒸せるものが必要です。

5. 水桶と水

  • 杵を湿らせたり、手にくっつかないようにするために使います。

6. 餅取り粉

  • つき上がった餅が手や台にくっつくのを防ぐための粉(片栗粉やもち粉など)。

7. 餅切り道具

  • 餅を均等な大きさに切り分けるための刃物や糸。

8. 作業台

  • 餅を成形するための平らな台。木製や大理石製が一般的です。

9. その他

  • もろぶた:ついた餅を入れるため。
  • ガスコンロ:もち米を炊くため。
  • 手ぬぐいや布巾:臼や杵を拭いたり清潔を保つため。
  • ゴム手袋:衛生的に作業を行いたい場合。

※餅つきの準備での注意点

★すべての道具を使用前に清潔にしておく。

→特に臼や杵は湿らせておくことで、餅がくっつきにくくなります。

【4】餅つきの手順

餅つきの手順は、日本の伝統的な方法を用いる場合、次のようなプロセスで進められます。餅を美味しく仕上げるためには、準備からつき終わりまでの一つひとつの工程が大切です。 

1. 材料の準備

もち米

  • 必要量のもち米を前日から十分に水に浸しておきます(6~12時間が目安)。
  • もち米をよく洗い、余分なぬめりを取り除きます。

2. 蒸す

蒸籠(せいろ)と釜を準備

  • もち米を蒸籠に移し、釜で水を沸騰させた蒸気で約40~50分蒸します。
  • 蒸し上がったもち米が透明感を持つまでしっかり蒸してください。
  • 蒸し加減を確認し、芯が残っていないことを確認します。

3. 餅つきの準備

臼と杵を用意

  • 臼を熱湯で温めてから拭き取ります。これにより、餅がくっつきにくくなります。
  • 杵を水で湿らせて準備します。

4. 餅をつく

4-1 臼に蒸したもち米を移す

・蒸し終わったもち米を臼に入れ、杵の柄の部分で軽く潰しておきます(この工程を「こね」と呼びます)。

4-2 つき始める

  • 杵で力強く餅をつきます。
  • 2人1組で行い、1人が杵で餅をつく間に、もう1人が手で餅を返して形を整えます。
    ※このとき、杵が手に当たらないようタイミングに注意が必要です。

4-3 滑らかになるまで続ける

  • 餅がしっかりと伸び、粘り気が出て滑らかになるまでつきます。

5.成形

5-1 餅取り粉を使う

  • 作業台や手に餅取り粉(片栗粉やもち粉)を振りかけます。

5-2 餅を分ける

  • 餅をちぎり、丸めて形を整えます。
  • 鏡餅や小さな餅にする場合は、均等なサイズにします。

6. 完成・保存

完成した餅

  • 餅が温かいうちに食べるのも良いですし、冷めてから保存します。
  • 保存する場合は、ラップで包み冷凍庫に入れると長持ちします。

※注意点

  • 餅つきは重労働なので、数人で交代しながら行うと安全です。
  • 杵でつくタイミングを合わせ、手を怪我しないようにしましょう。
  • 道具を使用後は、すぐに洗って清潔にし、乾燥させて保管します。 
  • 餅つきは体を動かしながら楽しめる伝統的な行事であり、家族や地域のつながりを深める機会にもなります。ぜひ楽しみながらおいしいお餅を作ってみてください!

【5】餅つき用品レンタルに対応しております

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