9月は敬老の日を中心に、地域の敬老会が各地で開かれる季節です。公民館での式典から、公園や集会所での地区行事まで、宮崎県内でも自治会や地域包括支援センターが主催する敬老会が多く見られます。
敬老会や地域行事は、他のイベントと同じ会場設営では対応しきれない部分があります。参加される方の多くが高齢の方であるため、イスの高さ、通路の広さ、気温への配慮など、「動きやすさ」と「体への負担の少なさ」を優先した準備が必要です。
この記事では、敬老会・地域行事の会場設営に必要な用品と、高齢の方に配慮した会場づくりのポイントを整理しました。自治会の役員や、初めて敬老会の準備を担当する方の参考になれば幸いです。

準備はいつから始める?
敬老の日(9月第3月曜)に合わせて開催する場合、参加者への案内状の発送や会場の確保を考えると、1か月前までには用品の手配を済ませておくと安心です。
自治会や地域包括支援センターが主催する敬老会は、同じ地域の複数の会場で同時期に開催されることが多く、イスやテントの数がまとまって必要になります。早めにご相談いただくことで、必要な数量をしっかり確保できます。
敬老会・地域行事の会場設営に必要なもの
座る場所(イス・テーブル)
敬老会でもっとも気を配りたいのが座席です。長時間座っても疲れにくく、立ち座りがしやすいものを選びましょう。
- アルミガーデンチェア/樹脂ガーデンチェア:肘掛け付きで、立ち座りの際につかまる場所があります。ただし脚が軽量なため、勢いをつけて体重をかけると足元が滑ったり傾いたりするおそれがあります。設置後は地面が平らでガタつきがないかを確認し、心配な場合はスタッフが近くで見守るようにすると安心です。
- 折りたたみイス アルミ/PP樹脂:人数が多い場合はこちらもご検討ください。肘掛けがない分、コンパクトに収納できます。
- 座卓 600巾/450巾:畳の公民館で座敷スタイルにする場合に。座布団(カバー付き)をあわせるとより快適です。
- 会議用テーブル:配膳や受付、記念品を並べる台として使えます。
屋外での日よけ・雨よけ
公園や広場で行う場合は、日差しと雨の対策が欠かせません。
- 集会用テント:座席全体を覆う大きさをお選びください。ローダーテントは組み立てが簡単なタイプです。
- テントウエイト砂袋 30kg:屋外では必須です。テントの近くを高齢の方が歩くことを考えると、転倒防止の固定は特に重要です。
受付テントの設置も忘れずに
会場の入口に受付スペースを設けておくと、参加者が迷わずスムーズに着席できます。屋外の場合は受付にも日よけが必要です。
- クイックテント:受付や案内所として使いやすい小さめのテントです。組み立てが簡単で、当日の設営もスタッフだけで完了できます。
進行・音響
高齢の方は聞き取りやすい音量とはっきりした発声が助かります。
- 音響(PA)セット 200W:公民館や集会所の規模に向いています。屋外の広い会場では600Wセットをご検討ください。
- ワイヤレスマイク スピーチ用:主催者・来賓の挨拶に使います。コードがないため、会場内を歩きながら話せるだけでなく、コードに足を引っかけて転倒する心配もありません。高齢の方が多く集まる会場では見落とせないポイントです。
- 演台(中)/(大)、司会者台:式典の進行に。
演出・記念行事
敬老会には式典だけでなく、余興や記念品贈呈といった催しが組み合わされることが多くあります。

会場タイプ別に気をつけたいポイント
会場によって、あらかじめ考えておくべきことが変わります。
| 会場タイプ | 気をつけたいこと | おすすめの設備 |
|---|---|---|
| 公民館・集会所 (屋内) | 畳の座敷か、椅子席かを事前に決めておく | 座卓と座布団、または会議用テーブルとガーデンチェア |
| 公園・グラウンド (屋外) | 日差し・雨・地面の凹凸への対策 | 集会用テント、テントウエイト、敷板 |
| 体育館 | 音の反響で声が聞き取りにくくなることがある | 音響(PA)セットとワイヤレスマイク |
高齢の方に配慮した会場づくりの4つのポイント
1. 通路の段差と幅に気を配る
車いすや歩行器を使う方が無理なく移動できるよう、テントの入口やイスの間隔は十分な幅を確保してください。地面が土や砂利の場合、車輪が引っかかりやすいため、可能であれば通路部分に敷板やシートを敷くと安心です。車いすをご用意しておくと、会場内での移動をお手伝いできます。
2. イスは「立ち座りのしやすさ」で選ぶ
座面が低すぎるイスや、肘掛けのないイスは、立ち座りのたびに体に負担がかかります。予算が許す場合は、折りたたみイスより肘掛け付きのガーデンチェアを優先してお選びください。座面がひざの高さ程度にあるものが、もっとも立ち座りしやすいとされています。
3. 気温対策は季節に応じて考える
敬老会は9月に多く開催されますが、宮崎ではこの時期もまだ気温が高い日があります。工場扇風機やリビング扇風機を会場に配置し、ジュースストッカーで冷たい飲み物をご用意ください。冬場に行う場合は遠赤外線 電気ストーブや石油ストーブで足元の寒さを和らげることができます。
4. トイレは移動のしやすさを優先する
会場に仮設トイレを設置する場合は、段差が少なく出入りしやすい快適トイレをおすすめします。一般的な仮設トイレより広めのスペースが確保されているため、介助が必要な方でも利用しやすくなっています。
受付・案内をわかりやすくする工夫
会場に着いてから迷わず座席にたどり着けるよう、案内表示にも配慮しましょう。立看板を入口や分かれ道に置き、大きな文字で「受付」「休憩所」などを示すと、初めて会場に来る方でも安心して移動できます。
受付では、お名前を確認するだけでなく、車いすや歩行器を使う方には座席までご案内するスタッフを配置しておくと、会場内の混雑を避けられます。役員の人数に余裕がある場合は、受付担当と案内担当を分けておくと当日の動きがスムーズです。
もしものときの備えも忘れずに
高齢の方が多く集まる行事では、体調の変化に備えた準備も大切です。担架を救護スペースに1台用意しておくと、万一の際にも落ち着いて対応できます。受付の近くに休憩できる席を別途設けておくと、体調が気になる方がすぐに座って休めます。
まとめ:敬老会の会場づくりはお気軽にご相談ください
敬老会・地域行事の会場設営は、座席・日よけ・音響・演出という基本の設備に加えて、「高齢の方が無理なく過ごせるか」という視点が欠かせません。イスの選び方や通路の確保、受付での案内といった細かな配慮の積み重ねが、参加される方の安心と、当日運営するスタッフの負担軽減の両方につながります。準備を担当される方が一人で抱え込まず、地域の方や事業者に頼れる部分は頼っていただくことも、無理なく続けていくための大切なポイントです。
レントオール宮崎では、肘掛け付きのガーデンチェアから、快適トイレ、音響機材まで、敬老会・地域行事に必要な用品を取り扱っています。「何を準備すればいいか分からない」という段階でも、会場の広さや参加人数、屋内・屋外の違いをお伺いして、必要な用品をご提案いたします。
敬老会・地域行事をはじめ、宮崎県内のイベント設営に関するご相談は、レントオール宮崎までお問い合わせください。
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