|
皆さま、こんにちは。Mitsuhide(長嶺光秀)です。
9月に入っても、宮崎はまだ夏の名残りの暑さが続いていますね。日中はしっかり汗をかくのに、朝晩はふと風が涼しくなる——季節が少しずつ入れ替わっていく、この時期特有の空気を感じています。皆さま、夏の疲れは出ていませんでしょうか。
振り返ってみると、この8月は例年にも増して「現場」に出た1ヶ月でした。事務所でパソコンに向かう時間と同じくらい、いや、それ以上に、汗をかきながら人と一緒に何かをつくる時間があった。経営者になってからは、どうしても現場から離れがちになりますが、やっぱり私は現場が好きなんだなと、あらためて実感した夏でした。
前号では「Claudeで変わった、社長業の3つの場面」として、デジタルの話をたっぷりお届けしました。今号は一転、思いきり現場の話です。令和8年8月8日8時8分——100年に一度しか訪れないこの瞬間を祝うお祭りを、凌駕がイベントのプロとしてお手伝いしてきました。
今月もイベント・グルメ・サウナの3つの話題を、たっぷりお届けします 🌿

令和8年8月8日8時8分。数字の「8」が、これ以上ないほど気持ちよく並ぶ、この瞬間だけのお祭り「まつり888INくしま」が開催されました。舞台は、郵便番号が〒888という串間市の道の駅くしまです。
令和8年8月8日8時8分、〒888のまち。ここまで8が重なる偶然は、そうそうあるものではありません。しかも2026年は丙午(ひのえうま)の年。この奇跡のような巡り合わせに目をつけて、お祭りとして形にされたのが、主催の「くしま盛り上げ隊888」のみなさまでした。凌駕は、その会場設営をお手伝いさせていただきました。
朝の部の主役は、8時8分に向かって時を刻むLED電波時計。派手な演出があるわけでも、有名なゲストが来るわけでもありません。ただ、みんなで同じ数字が揃う瞬間を待つ——時間そのものが主役という、とても贅沢なイベントです。
正直に申し上げると、この現場は準備の段階からなかなかの試練でした。ちょうど台風が接近していた影響で、設営に使える時間がとてもタイトだったのです。段取りを何度も組み直しながら、予定通りに進まない場面もありました。それでも社員たちが粘り強く動いてくれて、なんとか本番に間に合わせることができました。
そして迎えた当日。なんと直前になってゲリラ豪雨に見舞われてしまいます。あれだけ準備してきたのに——正直、肝が冷えました。
ところが、です。会場に次々と駆けつけてくる来場者のみなさんの熱気に押されるように、8時8分8秒を目前にして、雨がぴたりと上がったんです。あの瞬間の空気は、今でも忘れられません。集まった人たちのエネルギーが、本当に天気まで動かしてしまったような気がしました。
道の駅の前には、法被姿の実行委員のみなさん、ご当地キャラクター、和装で華を添える方——そして「令和8年8月8日」「幸せ運ぶ〒888のまち・串間」と大きく掲げられた看板。

そして、数字が「8:08」に切り替わった瞬間。会場からは自然と歓声が上がり、みんなの手が一斉に空へ伸びました。カメラを構えていた方も、通りすがりに足を止めた方も、気づけば一緒に万歳をしている。あの一体感は、写真では伝えきれないものがありました。
このとき私はというと、設営の確認はいったん脇に置いて、お客様と一緒になって、この歴史的な瞬間を思いきり満喫していました。裏方の立場ではありますが、こういうときは一人の参加者として楽しませてもらうのが、いちばんいい仕事の仕方だと思っています。
会場には、世界に一台の移動式ポスト「Travel & Post」も登場しました。赤いクラシックなピックアップトラックの荷台に、木製のポストを載せた郵便車です。車体には「Have you received my letter?(私の手紙は届きましたか?)」の文字。〒888のまちのお祭りに、これ以上ふさわしい相棒はいませんよね。

夕方からは、第二部としてマルシェも開かれました。凌駕がお手伝いしたのは、来場者のみなさんが座って楽しめるテーブルと椅子の設営、そして会場をぐるりと囲む協賛看板のパネル製作です。地元の企業さんのお名前がずらりと並ぶあの看板は、このお祭りが多くの方に支えられていることの、何よりの証でした。
朝の感動と、夕方のにぎやかな熱気。その両方が一日の中に同居する、なんとも贅沢な現場でした。イベント屋として、こういう「その瞬間」を裏側から支える仕事ができるのは、本当に幸せなことだと思います。
そして何より心に残ったのが、主催のくしま盛り上げ隊888・堀口会長からいただいたこのお言葉でした。
これから宮崎県南地域を巻き込んで、宮崎を全国へ発信していきます!」
100年に一度の日を、一過性のお祭りで終わらせない。ここを起点に、県南地域全体を巻き込んで、宮崎を全国へ——。この言葉を聞いたとき、このお祭りが「8並びの記念日」以上の意味を持っていたことに気づかされました。地域のみなさんが本気で描いている未来に、凌駕も設営という形で関わらせていただけた。これは本当にありがたいことです。
次に8がこれだけ並ぶのは、100年後。その場に立ち会えたことに、心から感謝しています 🎪
当日の様子は、主催のまつり888 公式Instagramでもたくさん紹介されています。串間のまちの熱気が伝わってきますので、ぜひのぞいてみてください📷
「生成AIに“最初に”指示するプロンプト」
「AIは便利そうだけど、うちの情報を入れて大丈夫なんだろうか」——
経営者の方から、いちばんよく聞くお悩みです。
最初の1通としてコピペするだけで、AIとの付き合い方を整えられるプロンプトをご用意しました。
友だち追加して、トーク画面で セキュリティ と送信してください👍️
・そのままコピペできる「最初の1通」プロンプト
・あわせて見直したい設定と、入力してはいけない情報の一覧つき
・配信解除はいつでもワンタップで可能

お祭りの設営がひと段落したところで、みんなでお昼をいただくことにしました。向かったのは、会場と同じ道の駅くしまの中にある食堂「ウミヤマショクドウ」さんです。
この日、設営を担ってくれた社員は8名。私を入れて総勢9名という、なかなかの大所帯でお邪魔しました。汗をかいたあとに、みんなで同じテーブルを囲む——この時間が、私はけっこう好きなんですよね。
注文したのはもちろん、串間が誇るご当地グルメ「串間活〆ぶりプリ丼ぶり」。運ばれてきた丼を見て、まず声が出ました。艶やかなぶりの切り身がぎっしりと敷き詰められ、その上に大葉、パプリカ、にんじん、ミニトマトと、彩り豊かな野菜が華やかに盛りつけられています。

そして、ひと口。名前の通り、脂の乗ったぶりが本当にプリップリの歯ごたえなんです。噛むたびに旨味がじゅわっと広がって、これは感動的なおいしさでした。活〆というひと手間が、この食感を生んでいるんでしょうね。
この丼の面白いところは、タレが5種類用意されていること。かけるタレを変えれば、一杯の中でまったく違う表情を楽しめます。いろいろ試した結果、私のいちばんは「辛味噌ダレ」でした。コクのある辛みが、ぶりの旨味を一段と引き立ててくれるんです。たっぷりの野菜と一緒にいただけばさっぱりとして、最後まで飽きることがありません。
そして、忘れてはいけないのが一緒についてくるあら汁。これがまた、出汁がしっかり効いていて大満足の一杯でした。丼とあら汁、この組み合わせでこの金額というのは、なかなか出会えるものではありません。
9名もいると、それぞれ頼むものが違うのも楽しいところです。この日いちばん印象に残ったのは、ブリ南蛮を注文したベトナム出身の社員のひと言でした。
南蛮といえば宮崎の代表的な料理ですが、それをブリでいただくというのは、やはり串間ならでは。母国から遠く離れた土地で働く彼が、こんなに嬉しそうに「一番おいしい」と言ってくれたことが、私にとっては丼の味と同じくらい嬉しい出来事でした。
そして、この黒瀬ぶり——実は串間市のふるさと納税の返礼品にもなっています。しかも今回のお祭りにちなんだ「888イベント」の返礼品として並んでいました。お祭りも、ぶりも、串間はどこまでも8並びなんですね。
「あの丼の味が忘れられない」という方は、ご自宅でも黒瀬ぶりを味わえます。刺身でも、ぶりしゃぶでも。
私たちが入店したのは11時頃でしたが、その後すぐに待ちのお客さまが出るほどの盛況ぶり。人気の高さがうかがえました。串間へお越しの際は、ぜひ早めの時間帯にどうぞ。
イベントの合間に、社員みんなでおいしい料理を囲む時間。汗をかいたあとだったこともあって、この日のランチは格別でした。ごちそうさまでした!

8月は、サウナ好きの仲間たちとのオフ会で、都城市山之口町の青井岳温泉へ足を運びました。青井岳自然公園の緑に囲まれた、静かな場所です。お目当ては、ここにある薪サウナ「グランサウナ」🧖
このグランサウナ、同じつくりの棟が2つ並んでいます。1棟あたりの定員は7名。今回、私たちはちょうど7名での予約だったので、「それでしたら貸切でご利用いただけます」とご案内をいただきました。当日も無事に7名が揃い、1棟をまるごと貸し切って過ごすことができたんです。ちなみに、もう1棟は個人でいらした方が使われていました。7名集まれば貸切にできる——これは覚えておいて損のない情報だと思います。

サウナ室の主役は、なんといっても薪ストーブ。入室したときの室温は、約90℃でした。ところが薪ですから、時間が経つにつれてじわじわと温度が上がっていきます。2時間ほど過ごした頃には、なんと100℃に到達していました。電気式のように一定ではなく、温度が生きているように動いていく——これが薪サウナの面白さなんですよね。
そして特筆したいのが、その体感です。100℃と聞くと身構えてしまいますが、ここのサウナは驚くほどマイルド。息苦しさがまったくなく、程よい湿度にふんわり包まれている感じなんです。セルフロウリュができるおかげで、自分たちのペースで湿度を整えられるのが大きいのだと思います。
そのロウリュ用のアロマは、受付のときに選ばせてもらえます。今回、私たちが選んだのは「森林」の香り。熱したサウナストーンに水をかけると、蒸気がぶわっと部屋じゅうに立ちのぼって、森の匂いに包み込まれます。そうなるともう、あっという間に滝汗。大きなガラス窓の向こうには青井岳の緑が広がっていて、香りと景色の両方から森に浸っているような、不思議な心地よさでした。
ちなみにこのアロマ、フィンランド生まれのRENTO(レント)というブランドのサウナフレグランスでした。実は私、このRENTOの愛用者でして——普段はテントサウナで「Tar(タール)」という白樺の香りを使っています。焚き火のような、どこか懐かしい薫香が好きなんですよね。

同じRENTOでも、香りが変わるとサウナの表情がまるで違います。今回の「森林」は、青井岳の緑をそのまま蒸気にしたような、澄んだ香り。ご自宅にサウナがある方はもちろん、サウナ好きの方への贈り物にも喜ばれると思います。
火照った体は、水風呂でキリッと引き締めて、そのまま外気浴へ。自然公園の澄んだ空気の中で深呼吸をすると、頭の中まですっきり洗われていくようでした。
ととのったあとのお楽しみは、敷地内のデイキャンプ場でのキャンプ飯。青空の下、芝生の広場で仲間と囲む食卓は、それだけでごちそうです。サウナで空っぽになった体に、外で食べるごはんが一段と染みわたりました。

薪サウナ・自然・食、そして気の置けない仲間。この4つが一度に揃う場所は、そう多くありません。また行きたい度は、文句なしの10点満点中10点です🔥
(前号で予告した「出張サウナーの大阪サウナ巡り」は、次号以降でじっくりご紹介していきます。もう少しだけお待ちください)
8月は「まつり888INくしま」の設営に始まり、MITSU TIMESのバックナンバーを凌駕の公式サイトに掲載する作業まで、Claudeと二人三脚で駆け抜けた1ヶ月間でした💦
今回あらためて感じたのは、イベントという仕事の面白さです。私たちがつくるのは、あくまで会場という「器」でしかありません。テーブルを並べ、看板を立て、時計を据える。けれど、そこに人が集まって、同じ瞬間に歓声を上げたとき、その器はまったく別のものに変わります。100年に一度の瞬間の現場に立ち会えたのは、この仕事を続けてきたご褒美のように感じています。
デジタルの力で仕事の進め方はどんどん変わっていきますが、最後に人の心を動かすのは、やっぱり現場で流す汗なんですよね。その両方を大事にしていきたい——これが凌駕の「デジタルとアナログの融合」だと、私は思っています。
「楽しく続ける」をモットーに、これからも現場とデジタルの両方で、楽しく続けることに注力してまいります。
P.S. 過去のMITSU TIMESを、凌駕の公式サイトでまとめてお読みいただけるようになりました。
バックナンバー一覧 → https://ryouga.co.jp/newsletter/
「あの号のサウナ、どこだったかな」というときに、ぜひご活用ください。
MITSU TIMES、これからも月一でお付き合いください。9月もよろしくお願いします。
— Mitsuhide 🦁
